メチレーションと遺伝子について
第5期実践講座では、上級者の方々のために、
メチレーションと遺伝子についてのディスカッション・テーブルを用意する予定です。
メチレーションのニュートリジェノミクスの分野は、今後特に、
「デトックスが困難な症例」
「精神疾患、発達障害など神経伝達物質にかかわる症例」
「ホルモンバランス不全がかかわる症例」
などを考えていくのに欠かせない知識になっていきます。
メチレーションについて、ほとんど聞いたことがないという方はこちらを見てください。
メチレーション回路がきちんと回っているのか、それともどこかで滞っているのか。
これを評価するには、メチレーション検査と遺伝子検査が必要です。
メチレーション検査は、回路の中のどの物質が過剰でどれが足りないのかを教えてくれます。
還元型グルタチオン、SAME,SAHに加え、活性化経路の全てのタイプの葉酸を測定できます。
http://www.hdri-usa.com/tests/methylation/
遺伝子検査は23andMEがよいでしょう。
安価で、メチレーションにかかわる多くの遺伝子を検査することができます。
高速道路の環状線の渋滞情報の地図を思い出してほしいのですが、
どこで工事をしているかを見るのが、「遺伝子の検査」
どこで渋滞しているかを見るのが、「メチレーション検査」
です。
メチレーションの状態と対処法を正確に把握するためには両方必要です。
医科歯科連携診療普及協会では会員の先生方に上記検査の代行を行っています。
ご希望の先生は、事務局までお問い合わせください。
info@ikashika.org
今回、分子栄養学実践講座を受講される方には、事務局にて、23and meの代行のみを行います。
詳細はこちらをご覧ください。
http://www.orthomolecularmedicine.net/index.php?23%20and%20me
第5期講座で、メチレーションについて、いろいろディスカッションをできることを楽しみにしております。
このメチレーションに関しては、徹底的にフォローしていきたいと思います。
以下もご参考にされてください。
メチレーション基礎講座
http://necfru.jp/video?id=3698
メチレーションとニュートリジェノミクス講座
ベン・リンチ博士の音声講義の日本語書き起こし版
「メチレーション検査の読み方」「サプリをどの用量用いるべきか」などを収録